コシヒカリと地域産品のふくい米ドットコムホーム>お米の雑学
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| 無洗米について教えて |
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| おにぎり | コシヒカリ・ひとめぼれ |
| 寿司 | ササニシキ・ハナエチゼン・ハツシモ・あきたこまち 日本晴+コシヒカリ |
| チャーハン・ピラフ | キララ397・日本晴・ほしのゆめ |
| 丼 | はえぬき・ハナエチゼン・ササニシキ・キヌヒカリ |
| 炊きこみご飯 | 夢ごこち・ミルキークイーン+コシヒカリ・コシヒカリ・ ひとめぼれ |
| お弁当 (冷めても美味しい) |
あきたこまち・夢ごこち・ミルキークイーン+コシヒカリ |
| 毎日何となく食べている「おコメ」は、どこで生まれ、どうやって日本に伝わってきたのでしょうか。 本当のことを言って、おコメの発祥、伝わりかたなどは、まだよく分かっていないのです。 中国湖南省では、今から12000年前には熱帯ジャポニカ種(赤米)が栽培されていた事がわかっています。日本には縄文初期の6000年まえに伝わっています。これは中国浙江省に7000年前に伝わり、漁労民より中国に伝わったと考えられています。ただ、この頃は、焼畑による陸稲でした。当時は今より温暖な気候であったため、伝わりやすかったようです。また、この頃にはひえやあわもいっしょに栽培されていました。今の水稲は5500年前に中国江蘇省に始まり、熱帯ジャポニカ種が進化して栽培されていました。ここから朝鮮半島に行き、当時交易が確認されている縄文人により日本に入ってきました。入ってきたのは今から2600年前縄文後期。このころ、温帯ジャポニカ種も入ってきて、日本中に広がったと考えられています。伝えられた場所は、今の北九州あたりと言われています。当時は、熱帯ジャポニカ種と温帯ジャポニカ種を交配させることで、雑種が作られ、これが早稲種であったことから、一気に青森のあたりまで広がっています。時代は弥生時代。 北緯41度でも遺跡が確認されています。現在では、北緯44.43度北海道の遠別町が最北端と言われています。 |
| テレビの時代劇に、ときおり「米問屋」の善玉、悪玉が登場しますが、米屋というのは見かけたことがありませんね。また、その当時の「米問屋」や「米屋」が、どのような事を仕事として行なっていたのか、あまり知られていません。 では米屋は、いったい、いつ頃から生産者と消費者の間に立って、おコメを商品として取り扱うようになったのでしょう。 一番古くは、奈良時代の平城京にある「東西市」に、米店がもうけられいたことが事実として残っております。 また、平安時代、平安京の市にも「米店」が設置され、その後、「問丸」という業者が、中世の米問屋と輸送業を行なうようになりました。このことからも、「米屋」の方が「米問屋」よりも先に登場したことになります。江戸時代になると、米販売に対して、いろいろな役割に分化されるようになってきました。
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| 最近、ユニークな名前のお米を目にするようになりました。 でも、調べてみると、みんな同じ先祖にたどり着くという事実をご存知ですか。「おいしいお米」とひとくちに言いますが、おいしいお米を作るために、いろいろな品種を掛合わせるなど、様々な努力が重ねられています。 現在作られている多くのお米は、実は明治時代に作られていた、当時のおいしいお米の代表「旭」と「亀の尾」という2品種の血を引く親戚同士です。お米の家系図を見ると、「コシヒカリ」もこの2つの品種の血を引いていることがわかります。 まず下記の「ササニシキ」の系統を見てみ下さい。親である「ハツニシキ」は「コシヒカリ」の兄弟です。つまり、親の兄弟にあたる「コシヒカリ」は「ササニシキ」のおじさんになるのです。もう一方の親の「ササシグレ」も「旭」と「亀の尾」の子孫です。 |
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「コシヒカリ」が育成されたのは、昭和31年(1956)。その後、年々とその作付け面積が増加し、昭和54年には作付面積トップの座につき、今日までその状況は変わっていません。 しかし、「コシヒカリ」「ササニシキ」は、確かに食味の点では優良種なのですが、病気に弱く、倒れやすいという弱点を持っています。 「コシヒカリ」「ササニシキ」の病気に弱く、倒れやすいという弱点をなくすため、また、更においしいお米を作り出すために、今も各地で品種改良が進められています。作付面積ベスト5の中には「ひとめぼれ」や「あきたこまち」と言った名前が見られます。そのユニークなネーミングでご存知の方も多いと思いますが、これらは最近、顔を見せるようになった新しい品種です。 さらに、山形県を中心に栽培が盛んな「はえぬき」・「どまんなか」や、九州全県で栽培されている「ヒノヒカリ」などの品種は平成になってから開発された、まさに生まれたてのお米なのです。 家系図を見ると、これらの新しい品種は、みな「コシヒカリ」の血を引いていることがわかります。「ひとめぼれ」「あきたこまち」「ひのひかり」は「コシヒカリ」を親とする異母兄弟になります。 また、「あきたこまち」より生まれた「はえぬき」は「コシヒカリ」の孫にあたり、「キララ397」は、「コシヒカリ」のひ孫ということになります。つまり、最近のおコメは「コシヒカリ」のおいしさを生かした品種改良の結果であるといえます。「旭」、「亀の尾」から長い時間をかけて集大成された「コシヒカリ」。そして、さらにおいしく、病気にも強い、新しいお米が、今も積極的に開発され続けているのです。 |
| 無洗米は、最近急激に普及し身近なものになってきております。 最新の統計によると、現在無洗米の市場は、年間1555億円とも言われ、昨年(平成13年)一年間でも、1.5倍の普及率です。認知率も70%を超え、また全国では、無洗米専門店も現れたり、一部家電メーカーでは、電気炊飯器の水加減の目盛りに無洗米の目盛りを設けるなど、今後更に普及することが考えられます。そこで、無洗米について本当のところどうなのかどうか、考えてみたいと思います。 まず、無洗米とは? 社団法人日本精米工業会は無洗米の定義を次のようにしております。 「無洗化処理精米(無洗米)とは、普通の米を専用の無洗化処理装置により処理し、炊飯の際、水洗を必要としない程度に精製された精米を言う」としています。また、無洗米協会のホームページhttps://www.musenmai.com/を見ると更に次のように書かれております。
では、無洗米はどのようにして作られるのでしょうか。 無洗米加工には大きく分けて、3種類の加工方法があります。 特殊加工仕上げ方式 これは、精米された白米の表面に付着している肌ヌカを、特殊な技術で除去する方法です。メーカーによって手法は異なりますが、同じ肌ヌカで除去する方法(BG無洗米)、タピオカでんぷん粉を使って除去する方法(TWR無洗米)があります。 (TWR無洗米は、次の湿式法の加工方法に入れる考え方もありますが、ここでは、水以外の物に肌ヌカを付着させて加工する観点から特殊加工仕上げ方式とします。) 加水精米仕上げ方式、湿式法 これは、水流により、短時間でヌカを取り、脱水、乾燥させる方法。 乾式研米仕上げ方式 これは、水を一切使わず、研米機などで肌ヌカを除去します。 炊飯する時に、軽く1〜2回洗米したほうがいいみたいです。 なお、各メーカーとも、一切の化学薬品は使用しておりません。 次に、無洗米が一番注目されている、環境面で、無洗米の効果はどうでしょう。 一部に、無洗米協会のホームページの表現が誇大であると、非難もありますが、とぎ汁の問題などで環境に、少なくとも貢献していると見られます。 https://www1.ttcn.ne.jp/~kankyo/lab/l7.htm そのような観点で、最近、ISO取得の企業などが、社員食堂でとぎ汁の出ない無洗米を積極的に採用しております。 さて、最後に、無洗米はおいしいか、栄養価はと言う問題です。 無洗米が、始めて市場に出たときは、食味の悪い点は、各無洗米製造機械メーカーも認めておりましたが、最近では随分改善されてきました。 一番多い、クレームの一つは、水加減の問題ですが、大体、各メーカーとも、米との重量比が米1対水1.5〜1.65の割合であると、問題がないようですね。 (各メーカーによって、水加減が若干変わってくる) 各メーカーのホームページを見ていると、食味試験データーを載せておりますが、条件が完全に一致しておりませんので、あくまでも参考資料として見たほうがいいですね。 それと、表面に残存している細菌の数をPRしているメーカーもありましたが、これは、余り問題にする事はないようです。 さて、栄養価の問題ですが、これは、加工の仕方、普通精米ですと、研ぎ方にもよりますので、一概に言えません。 最後に、各メーカー、無洗米協会等のホームページは、一方的で、中には誇大表現とも取れる事項がありますが、無洗米の利便性、環境に対する貢献、三重県のように無洗米に対する補助など、私たちを取り巻く環境は間違いなく、無洗米が普及する要因と言えます。現在、無洗米の加工技術において、メーカー間で係争中であるが、一日も早い解決をし、無洗米の普及に業界として力を合わせて頂きたいと考える。 また、今後、無洗米を選ぶときには、各メーカーの無洗米を食べ比べていただき、自分にあった無洗米を選ぶことをお勧めします。 |
通常のお米のほかに、ある特定の特徴を品種改良により、強めたお米です
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私達米屋の場合、流通は30k袋での取引が主ですが、単位は俵で取引する事が 多いです。30K袋×2で1俵ということです。 |
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