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危ない玄米食
 

 

 


        3)玄米食の間違ったイメージ





今、巷で言われている、玄米食の効能について拡大解釈や、誤ったとらえ方があるようなので詳しくご説明します。

俗説1 ビタミン、鉄分、各種ミネラルを多く含むため、頭の働きが活発になり老化予防になる。
俗説2 抗がん物質のフィチン酸が多く含まれ、発ガン防止並びに、化学物質を解毒し、速やかに体外へ排出する


俗説1のミネラル、俗説2のフィチン酸(イノシトール6リン酸)の抗がん作用についてはその通りです。
http://www.1ginzaclinic.com/inocel/inocel.html
しかし、この2つが同時に含まれるために以下の点が考えられます。
ヌカ部分に含まれているフィチン酸はミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛など)と結合してフィチン酸塩を作ります。フィチン酸と結合したミネラルは水に溶けないため腸からの吸収が阻害されます。よって、貧血予防の為に玄米食をされている方は、逆効果になり、他に副采をバランスよく取らなければ、このまま
玄米食ばかりを続けると、貧血を起こしやすくなるようです。特に妊婦さんは、注意してください。
http://www.nstimes.info/10-2001/brown_rice.html

玄米の栄養分の吸収率は白米のそれより低いのも事実です。
逆に、ミネラルの排出のほかに、アクなど体に悪いものも排出するため、一時的に体調が改善されることも事実ですし、この点から、抗がん作用があるとも言われています。

ただ、栄養成分の吸収率は白米に比べてかえって悪いものが少なくはありません。
具体的にカルシウム・マグネシウムについて考えてみます。
玄米は白米の二倍のカルシウムを含みます。しかし玄米食で体内に蓄積されるカルシウムの量は精米食の三分の一しかありません。つまり効率は六分の一です。
マグネシウムの玄米食での体内蓄積量は−34mg/日で白米食での+48mg/日に比較するとマグネシウムの損失となっています。

1920年エドワード・メランビィEdward Mellanby(イギリス)は、穀類の多い餌で育てた子犬にくる病が発病することを観察しました。これは、穀類中のフィチン酸がカルシウムの吸収を妨げたためでした。
フィチン酸とは、穀類・豆類・などの植物性食品に多く含まれているもので、カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルと結合して吸収を妨げます。フィチン酸は種皮に内側の糊粉層に多く含まれているので精白すると減少します。ですから白米のほうが栄養吸収率が良くなるのでしょう。

玄米食で吸収が悪くなるミネラルについて
a カルシウムは骨の成分であり、酸・アルカリ度の調節や神経・筋肉の働きに関係しています。
b マグネシウムは細胞でのエネルギー作りの酵素として働き、特に筋肉・心臓に必要です。
c 鉄が不足すると貧血・動悸・息切れ・脱力感などの症状が出ます。

この事(フィチン酸について)については、以前はどのホームページにも、書かれていませんでしたが、最近、発芽玄米の各ホームページによく書かれるようになりました。

最近、メリーランド大学医学部病理学のシャムスディン教授が、動物実験でフィチン酸の抗がん作用について、抑制効果があると報告しています。これを元に、玄米食のことを良く言う人がいますが、あくまでも動物実験で、臨床実験ではありません(臨床実験にて実証と書かれているサイトがありますが、臨床実験は行なわれておりません。)。さらに、穀物や豆類に含まれるフィチン酸は、タンパク質やカルシウム、マグネシウム、カリウム等のミネラルと結合して(この状態をフィチンと言います)、水に不溶性で消化管からの吸収が悪い状態で存在しておりますから、玄米のフィチン酸ではほとんど体の中に吸収されません。ですからシャムスディン教授は、穀物から由来したフィチン酸と言って、玄米等のフィチンを精製された物を指していますので、よくご注意してください。

また、ヌカの部分には、残留農薬があるかも知れないが、玄米の食物繊維とフィチン酸の作用ですべて体外に出されるから大丈夫と言うデマもありますが、まったくのナンセンスで、わざわざ、毒を食べる必要は無いですし、すべて体外に排出されるかどうかの、臨床実験も聞いたことがありません。

俗説3 抗炎症作用のある「アブシジン酸」が含まれている

玄米には、植物ホルモンの一種の、アブシジン酸が含まれています。これは、特に穀類に多く含まれる植物ホルモンですが、発芽抑制をする役割があるとされています。医学的にも、このアブシジン酸は抗炎症作用があることは知られており、インフルエンザや、炎症性腸疾患では、モルモット等により、効果が確認されています。が、これもフェチン酸同様、副作用が指摘され始めました。アブシジン酸による酸化ストレスにより、人間の細胞内のミトコンドリアを傷つけるというものです。ミトコンドリアが傷つくことにより、冷え性や不妊、体内酵素の働きが鈍くなり免疫力が低下するというのです。

いろんな本に、フェチン酸の影響は少ないとか、アブシジン酸は健康に利点があるとか書かれている物がありますが、健康な状態で、これらの薬品や薬品応用がされているものを、日常的に長期に摂取することの疫病リスクは、どれにも報告されていません。よくよくお客様ご自身でご検討下さい。


俗説4 腹持ちがよい


腹持ちが良いということを裏返せば、消化に悪いと言うことです。事実、玄米食の場合、本当に良くかまなければ、消化不良を起こすことさえあり、かえって肝臓等に負担を及ぼすことがありますので、病中病後の胃腸の弱っている方には不向きと考え絶対にお勧めしません。

俗説5 植物繊維が多く含まれる

これも、事実であるが、植物繊維などは玄米でなく、野菜を規則正しく食することが大切で、別に玄米に頼る必要は無いのです。

俗説6 白米は撒いても芽が出ないが、玄米はこれが出るので生命力があるから

この意味で玄米を考えるなら、玄米を煮炊きしないで食べることが条件となるでしょう。玄米を生で食べるという話はあまり見聞きしません。

俗説7「玄米を食べたら体調が良くなった。やせた」と聞くから


肥満体の人が玄米食を始めると次第に体重が減少していくことがあります。
体重が減少していく理由としては前項にも共通することですが、玄米食では栄養成分の吸収率が白米食より良くないということが挙げられます。
具体的に玄米食での栄養吸収率は90%で、白米のそれは98%である。比較すると10%ほど吸収効率が良くありません。
やせることで、体調が良くなることは多々有りますが、他の栄養のことを考えますとそれで良いのでしょうか。


その他にも
玄米を炊く時に使われる、
天然塩の中の悪性にがりが体に悪い影響を及ぼす
http://www.global-clean.com/html/sizenen-tanmei_01.html
などいろいろ考えられます。

また、
食物アレルギーのあるかたも要注意です。
アレルゲンになるグロブリンなどのタンパク質は米の表面に多く存在するので、食物アレルギーのある方は玄米食は避けてください。食物アレルギーの方が、玄米、ゴマなどを食べいると、米やゴマがアレルゲンになることがよくあります。また、米グロブリンはイネ科に共通のアレルゲンなので、ヒエ、アワ、キビなどにも同時に反応することがあります。


放射能について

農研機構・畜産草地研究所によると、放射能のセシウムは、稲わら部分に全体の73%、白米に7%、ぬかに10%、もみ殻に7%、根に3%が分布すると説明されています。農研機構・畜産草地研究所の松本所長は、白米のセシウム濃度が玄米の半分以下になる可能性も指摘した。



最後に結論として
人の身体には玄米と白米のどちらが有益なのでしょうか?
玄米と白米のメリット・デメリットを考慮すると『白米を食べて副食物でその不足を補えば良い』ということになります。

具体的には玄米ではなく
白米(胚芽米)を食べて、副食物として牛乳・卵・ナッツなどのビタミンB1を豊富に含む食品を摂取することです。
それでも玄米食が好きだというかたは以下の点に注意すべきでしょう。
a.    種皮の残留農薬に気をつけること
b.    大量の野菜や牛乳を摂取してミネラルの欠乏に陥らないように気をつけること

食物は美味しく、健康的に食べたいものです。



4)すぐれた発芽玄米 に続く


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